謹賀新年
本年もよろしくお願い申し上げます令和三年元旦
「道はある 苦境打開の道はある」
今から20年ほど前、時あたかもバブル崩壊で中小企業に大激震は始まっていました。「もうあかんと思っても助かっている」(河井寛次郎)
を支えにしながら、「打開の方法を模索しようではありませんか!」と提唱。
当時、近畿税理士会東山支部支部長に就任しており、東山納税協会の総会に来賓として出席、
祝辞の機会が与えられ、「道はある 苦境打開の道はある 知恵を出し合いましょう!」と提唱させていただきました。
2002年の年賀状には「苦境打開の道はある。知恵を出し合いましょう!」と記し、以後も機会あるごとに提唱を続けています。
苦しい、悲しいはみんなに生じること。この難問を乗り越えることにこそ、成功・平安につづくカギがあると思うのです。本気でそう思っています。
この思いを大切にすることが、落ち込みから脱皮する近道であるとも思うのです。
早川からの提唱です。
ところで奈良の大仏さんはどのようにして造られたのでしょうか? 時代は今から1300年ほど前。そこには激烈な製作工程と壮絶な人間ドラマが秘められいるに違いありません。
帚木蓬生『国銅 上・下』がこれを壮大なストーリーに書き上げていますが、今、むさぼり読んでいます。
その中に素敵な言葉に出会いました。「考えた通りに生きていけ。迷ったら原点を思い出せ。必ず道は見つかる」と。
先の「道はある。苦境打開の道はある。」の補完を発見した思いでうれしくて仕方ありません。
みな様にとって、本年が素敵な年でありますよう心から祈念いたします。
令和3年 元旦
【 メッセージに寄せて 】
実はこのメッセージは昨年12月の声を聞いたころ、相次いで新年のあいさつ欠礼が届き
ました。親しくご交友いただいた方。親しい仲間、友。永年の伴侶をとお別れになった方。
どの方を思い浮かべても寂しく、残念でなりません。
コロナ禍でお別れもままならず、新年のご挨拶もできず、まして新年恒例の「新春セミナ
ー」を開催をできないもどかしさがあります。
このため、少しでも思いをお伝えするできればと、このメッセージを記してみました…。
冒頭のご挨拶と結びだけを少し変更しただけですので、少し変な言葉もあるかもしれませ
んが、今の私どもの思いが少しでも伝わればありがたいです。