賀正 2010.1.1
賀正 明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
税理士 早川嘉美
2010年 新年に寄せて
1年の計はマインドにあり
わが家の新年2日の恒例は、東山三十六峰の裏山から、商売繁盛を願う老若男女でゴッタ返すお稲荷さんのド真ん中を突き抜けて、藤森神社に参拝することである。タップリ1時間、大混雑のお稲荷さんに比べると藤森さんはいつも寂しく、100分の1に満たないかも。それはともかく、境内で書初めとしゃれ込むのである(2?3日、行われている)。
昨年書いたのは「学者則愛人」(学ぶものはすなわち人を愛す)。今年は「知的革命」に決めている。中小企業経営者の皆さんへのメッセージであり、知的革命時代を強く認識しようという提唱であり、自分自身、これに投じることへの宣言である。
ところで、「1年の計は元旦にあり」はよく耳にする言葉だが、私は、それより「1年の計はマインドにあり」をもっぱら提唱している。
税理士らしからぬ「節税という美名のもとに人生を変えてはいけません」や「思いの心は人生を創る」と主張し、「幸せの配達人」を目指している手前、1年の始めくらい澄んだこころでスタートしたいものであるという思いからである。
願望投入には、タイ(鯛)釣り、タラ(鱈)釣りはダメ、マス(鱒)釣りでなければいけないと教えられた。つまり、健康になりタイ、健康になれタラはダメ。健康になりマスと断言しないと願望が届かないというわけである。

随分長い間、この言葉を大切にしてきたが、10年ほど前からであろうか、マインドの世界、こころの世界はいささか違うことに気付いた(偉そうな言葉でいうと「悟った」ということか)。
笑うことの大切さは、「笑う門に福来たる」や「笑う顔に矢(や)立たず」などを引き合いに出すまでもなく、先刻周知のところだが、私は「いいことがあったら笑う」から「笑っているといいことがある」の提唱を続けている。その思いは漫才や吉本を見て笑うのではなく、何もないところで快活(豪快)に笑ってみようということである。
なかなかこれが難しい。かくいう私も本気で豪快に笑えるようになるまでにしっかり1年かかった。笑いを取り入れてからは上々、健康そのものの生活を送らせていただいているし、落ち込みを回復するのも早い。
笑う効用は、もうすっかり定着しているから、ここでクドクド説明するまでもないだろう。さて、ここからが大切なのである。
マインドの世界、笑いを取り入れて健康を保持する世界は、必ずしもマス釣りを必要としないのである。タイ釣り、タラ釣りで十分効果があり、「笑えない」「笑いたくない」と拒否することだけを止めればよいのである。
残念ながら紙面で説明するのは難しく、信じていただくしかない。
「信じられるものは信じなさい。信じられないものは受け入れなさい」(マホメット)を持ち出す以外に方法はないが、理屈を抜きに受け入れられることをお勧めする。
どうしても受け入れられない時は、私のもとにその効果の体験にお越しいただきタイ。
最後に、ちょうど1回り前の寅年の大チョンボを紹介してみよう。創作パズルを入れての賀状である。まず作品をご覧いただこう。

寅年に因んだなかなかの作品だと思う。毎年、失敗が多いのだが、うまく刷り上って至極ご機嫌。ところが…。
どこか おかしい。アレッ! 変だなぁ??
ギョッ!!!
なんと、真ん中の肝心かなめのイラスト、虎がライオンになっているではないか!!
さて、この見事な失敗にどう対処するか。マインドが問われる一幕。これをお読みいただいた「あなた!」だったら、 笑い飛ばせるか? 頭を抱え込んでしまわれるか? さあどっち!
1年のマインドの自己判断にご活用を!
本年も数字屋にありがちなギスギスした対応だけではなく、こういった主張を交えながら、「知的産業革命時代」というべき大困難な時代を切り開くお手伝いをしてまいりたいと存じます。
* 本稿はボストンズクラブLLP、平成22年1月号『ボストンズニュース』に掲載されたものに加筆しました。
ボストンズクラブLLP → http://kmbs.or.jp/
