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瀬尾健一先生の足跡を「座右の銘百選」として辿ってきましたが、前回をもって大団円。
今回から、いろんな場で学んだり、収集したりして書き留めてきたものに、私自身の提唱を交えながら、「新・座右の銘百選」として綴ってまいりたいと思います。
最初にお断りしておきますが、瀬尾健一先生とはあまりにも知識教養がかけ離れていますので、十分承知おきいただきお読みいただきますようお願いしておきます。

2016.4.1 記

座右の銘百選へ

「今の私にできること」

「今の私にできること」

新・座右の銘百選 48
「今の私にできること」
 前回、「開運の条件」を紹介し、今回は続編となるところですがすてきなエッセイに出会い、タイムリーなほうが良いので差し替えしました。
お読みになった方も多いと思いますが京都新聞の「現代の言葉」から。このコラム欄では、しばしば素敵なエッセイに出会います。今回紹介するのは築山桂氏(時代小説家)の「今の私にできること」
緒方洪庵の功績に触れた後、次のように述べられます。
かなり長文になりますが、抜粋ではうまく伝われないので、カットせずに紹介します。

 (前半部分は割愛)
私は、洪庵の青春時代を小説に書いた縁で、洪庵の種痘事業について話したり書いたりする機会をいただくことがあるのだが、その度に語ってきた。「洪庵は幾多の妨害を乗り越 えて種痘事業を成功させた。そして、一つの恐ろしい伝染病を克服するための第一歩を踏み出したのだ」と。
伝染病は怖い。その上、目に見えないから、よくわからない。種痘事業を妨害した町の者たちも、きっとそう感じていた。怖くて、よくわからなかったから、牛痘の接種を拒んだし、デマも広げた。後世から見れば愚かなことだが、彼らだって必死だった。
今の私たちも同じだ。新しい伝染病は怖いし、よくわからない。ゆえに、自らの選択次第で簡単に、そちら側に入ってしまう。知識と技術とをもって伝染病に立ち向かう方々の、足を引っ張る愚か者の側に。
私は手を洗う。何度も洗う。マスクをする。不要不急の外出はしない。それだけしかできない。でも、なんとか自分にできることをしようと思う。せめて、洪庵の足を引っ張った者たちと同じ側に入るまいと思うからだ。一人一人にできることは少ない、でも、せめて邪魔をしなかったほうの町人でありたい。私は今、心からそう思うのだ。

私も素敵なエッセイに触れたのだから、同調させていただこうと誓った次第。


早川嘉美の研修&行動日記

道はある 苦境打開の道はある

 格調高いエッセイを紹介し、自分も同調すると宣言した直後にふさわしくありませんが、少し変わった光景をお見せしましょう。
ここのところ恒例の散歩も控えめ、出歩くことも半減以下。もうたまらん、と人目を気にしながら、人の少ない鴨川畔を散策しました。
 そこで思い出したのはテレビで見かけた〈石積み〉
 ここなら一人ぽっちで楽しめる!と大いに気に入り、ゴロゴロある石積みに挑んでみました。
難しいだろうなぁ~という思いで始めたところ〈意外や意外〉簡単に積んでいけます。
5段くらいはアッという間。そこからがちょっと慎重にしなければなりませんが、すこぶる面白い芸術作品が出来上がりました!
この日は11段まで成功。次回は機会を見て、もう少し大きな石で12段に挑戦してみます。
私の息抜きパフォーマンスでした。



道はある 苦境打開の道はある

難しそうに見える石積みも意外と簡単にできました。
令和2年4月5日 鴨川にて 嘉美

2020.4.5

新型コロナウイルス感染症の拡大の防止に関するお願い

 コロナウイルス禍は大変なことになりました。私どもも日々、資金対策、事業者支援金、雇用調整助成金等々に対応しながら、いつでも対処できるように会計処理を早めにするなど多忙を極めています。
この日発信で「在宅勤務を取り入れたり、訪問作業、打ち合わせ等をメールやFAXなどを活用させていただくようにします」と案内させていただきました。
対面訪問、対面作業を大切にしてきた私なので正直、あまり受け入れたくないのでが…。

2020.4.9

確定申告 最終日

コロナウイルス禍のため延長されていた所得税確定申告の延長期日を迎えました。 直前に再延長されたのですが、いつまでもけじめがつかないので、事務所の方針としては、この日と決め進めていました。1件を残し、ようやく完了。
あまり、こんなところで言ってはいけませんが、遅れた方がコロナウイルスで混乱されていたわけではなく、ズボラなんですよ! 正直 こんなことに付き合いたくないです。

2020.4.17

ご案内

 某組合会員向けに「ご案内をされてはいかがですか」と原稿をまとめました。
 リーフレットの洪水や度重なる変更で説明を始めると、とんでもない袋小路にはまり込んでしまいます。
そこでポイントを簡潔に記してみました。お役に立つでしょうか。そのまま紹介してみます。

ご案内

コロナウイルス禍 事業者支援金(持続化給付金)
 コロナウイルス禍による資金繰りの見通しが立たない方に!
・コロナウイルス禍により売り上げが前年同月比で50%の減少となっている企業には、個人事業者100万円、法人200万円(いずれも最高額)が支援されます。
 この支援金は返済が要求されるものではありません。
・条件;昨年同月比の売り上げが50%減の企業
    計算式 昨年度の年間売上高ー本年度の該当の月の売上高×12
・参考;1月~12月の同月比が対象で返済を求めるものではありません。
・売り上げの比較は、各種帳簿等によりますが、いわゆる記帳が「ズボラ」な企業でもダメだと考えないで、伝票や集計表などで売り上げを把握すればよろしい。
・5月1日に具体的な方法が発表される予定です。
コロナウイルス禍による資金繰り悪化に対して!
 資金繰りの見通しが立たない方に!
・現在の借入金残の有無を問うものではありません。また、現在返済を減額している企業や返済を停止している企業も申請は可能です。
・条件;本年1月~4月の売り上げが、昨年同月比10%減の企業は借りやすくなっています。金利も低い。
・返済期間等;据え置き期間 6ヵ月から、1年も可。返済期間は最長10年も可。
・取扱期間;日本政策金融機関 国民生活事業部(☎075-211-3231)
コロナウイルス 雇用調整助成金
 コロナウイルスのためやむなく休業される企業に!
・コロナウイルス禍のため、休業を余儀なくされた企業で社員に給料を支払っている企業(法人個人不問)
・条件等;雇用保険加入企業であること。雇用保険料の滞納がなければ、雇用保険加入者でなくても対象となります。
・条件が細かくありますが、基本的60%~80%の助成金
・手続きは少々複雑ですが、対象の方は確認するだけの価値はあります。
・(補) 休業している企業が前年の給料の100%水準の休業手当を支払う場合、全額の雇用助成金を支払う、ということが発表されました。
   また、手続きに必要な対面、押印を省略することになる予定。
(いずれも令和2年4月27日に発表予定)
その他にもいろいろ発表されています
・その他;新型コロナウイルスの影響により各税金の納付、社会保険料の納付が困難な方には、「納付の猶予」があります。
・他にも府県市町村などからの支援金が発表され、納税申告期限の延長などがあります。詳しくは顧問税理士などから情報を得るようにしてください。

監修:税理士 早川嘉美
2020.4.25