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19年ぶりの実戦を楽しみました!

信楽・多羅尾温泉にて  2018.2.13~14

昨年、西田敏生クンと40数年ぶり、松本勝之クンとは50年ぶりに親交を温めた3人。若き日に京都連珠会発行の機関誌『珠友』の創刊から携わった仲間であるこのメンバーが中心になって、旧ルールから現行の新ルール(15道四々禁)に移行してきたし、A級リーグ(名人挑戦者決定リーグ)に京都から初出場したも西田クンである。
さらに言えば、私と西田クンとは名古屋や東京に遠征したものだ。また西田クンと松本クンは福岡の西日本新人王戦に遠征している。
このように若き日にホンキで一つにぶつかった時があるというのは時代を超えて 融合できる。話を50年前にさかのぼることもできるし、現在を語ることもできる。 この日の出会いがいかに弾んだものであったかをいくつか記してみましょう。

〈その1〉

松本クンがこの日の計画をセッティング。2時、JR草津駅集合と連絡があった。
私は折角の機会をアクシデントで遅れてはもったいないという思いで、1時間前に到着。ゆっくりできる喫茶店を求めて席について15分、ナント西田クンがその喫茶店に入ってきたではないですか。どちらもびっくり。
私と同じ理由から早めに来てゆっくりできるところはここだ、と狙いをつけて入ってきたというのです。
すごい偶然かもしれませんが、今月取り上げている「新座右の銘百選」に記している、「偶然に見える必然」と考えれば何でもないことかもしれません。
それにしてもスゴイ! 出足から楽しさが膨れあがりました。

〈その2〉

この日の集合は、温泉でゆったりしながら、連珠、囲碁、将棋三昧を楽しもうではないか、の計画。
仕組みはこうである。早川が西田クンを相手に連珠、松本クンを相手に囲碁を打つ。西田クンは早川と連珠を打つと同時に将棋も指す。つまり、それぞれが同時に違うゲームを2局、対局するわけです。
ところが、夕食前にまず1局と連珠を始めたのがうんの尽き。早川―西田の対局が夕食を挟んでもなかなか終わらない。1杯入ってご機嫌でいるにもかかわらず、延々続いて終局になったのは夜の10時。
ところでこの対局が始まってすぐ、松本クンが棋譜用紙を取り出して記録を取り始めた。2人とも「エッ!」という感じで、「記録用紙なんかなんで持っているの?」と尋ねると、「50年前の記録用紙を残してあったんや」というではありませんか。
若き日の思いはやっぱりホンモノやったのだ! スゴイ!!

〈その3〉

それを聞いた西田クン、「ボクもその頃に発行していた『珠友』の創刊号(昭和38年8月創刊。今なお発行されている)からきっちり残っているよ。残しておいてよかった!」と。また「その当時の連珠雑誌もすべて残しておいてよかった!!」とも。
彼もやっぱりホンモノやったのだ。

〈その4〉

連珠の1局目を終えたのが深夜の10時。ここから早川(1級程度かな?)と松本三段の囲碁対局(4子置き)開始。こちらも熟考が続き、深夜1時になっても白熱の戦いの真っ最中。西田クンが「お先に!」を寝床に消えても二人とも緩むことはありません。結局、終局したのは深夜2時。やっぱり勝負を楽しむ体質はみんなほんものなんですねぇ~。
それも1杯入っているのにね。

〈その5〉

朝6時、みんな起きだして温泉に浸る。朝食を終えるや再び早川―西田の連珠対局開始。そのままホテルのチェックアウトの10時まで続いたのですから、やっぱり根っからの勝負師なんですねぇ~。
ホテルを放り出されてからはパターゴルフを楽しんだ後「ではまた!」を元気に解散しました。


早川―西田戦

早川―松本戦

連珠第1局   仮先/黒・早川嘉美   白・西田敏生

楽番とはいえ19年ぶりの真剣勝負。しかも最近の新ルールでの対局。
黒19と気持ちのよい手を打て、41とすこぶる気持ちの入った手を打て気分は上々。

連珠第2局   仮先/黒 早川嘉美   白・西田敏生

こちらも気分よく早川流の展開となり、いい感触を味わいました。5、9、17、19、23と感じが出ていますねぇ~

次回は来年4月の予定。楽しみだなぁ~。