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はやかわよしみ 水彩画展28年度レポート

平成28年11月1日から11月いっぱい、8回目となる水彩画展を開催させていただきました。 多くの皆さんにご鑑賞いただき、また素敵な出会いの数々があり、 何よりありがたく充実した1ヶ月を過ごさせていただきました。
できる限り、文字通り時間をやりくりして在廊するようにしていたのですが、 実にタイミング悪く、タッチの差ですれ違い、あとはボーズという間の悪い日も幾日かありました。 せっかくお越しいただいたのに申し訳ないことです。
これからも絵筆を持ち続けて、もう1回もう1回と重ねていければ幸せだなぁと思っています。
ご来廊いただきました皆さんありがとうございました。感謝、感謝です。

設営完了 2016.10.30

11月1日のスタートを前にして設営完了。あとはオープンを待つばかりになりました。

11月1日のスタートを前にして設営完了 11月1日のスタートを前にして設営完了

水彩画展 始まる ! 2016.11.1

2年ぶりの水彩画展がスタートしました。
うれしいことにこの日の京都新聞朝刊に案内記事が掲載され、気をよくして会場に向かうことができました。

京都新聞朝刊に案内記事が掲載

一番乗りはオープンしてすぐ、新聞をご覧になった方が現れました。新聞の効果はまだ健在ですね。
次いで40年ぶりの友(西田敏生クン)が来廊。このあとも独自の版画友禅に取り組む前田正志さん。 このところ久しくお見かけしなかったので心配していましたが、ラジオのディスクジョッキーでの活躍は続いています。 やがて大阪で絵画教室の講師を務める三村威左男ご夫婦、高校時代の同窓生辻井忠雄クンら多くの方が駆けつけてくださいました。

門都子さんご夫婦来廊! 2016.11.2

昨年11月、この画廊で水彩画の個展を催された門都子さんがご主人と揃ってお越しくださいました。
年齢を超えても同好の士とゆったりした気分で話し合える楽しいひと時です。

日本画家からご批評を受けることができました! 2016.11.3

日展等で活躍されるプロ画家、Cさんから直接ご批評を受けることができました。
とてもうれしいご批評で、「作者の思いを訴える作品」「人類愛を感じる作品」「家庭愛が伝わる作品」に分類することができるし、 それぞれの思いが描けている、と。なんとうれしいご批評なのでしょう。大ラッキー。
またこの日は多彩な活躍をされる方が多くお越しくださり、高等学校の元校長で現理事長のBさん、 高校時代の友人Aクン、かっての連珠の仲間がご夫婦で、孫のヤスベェも来てくれました。
Bさんとは素敵で含蓄のある話をたっぷりお聞きすることができました。これもまたありがたいことです。 私が手に入れたかった同氏の手掛けられた書籍をプレゼントしてくださることになりました。大ラッキー。

書家のご批評を受けることができました! 2016.11.4

この日、メーンに掲げている「子育て地蔵」の前で2~3分立ち止まってじっと見続けておられる方がいる。 お声をかけさせていただいてみるとその道では高く評価されているDさん。ご批評をお伺いすると
「書家の立場からですよ」と前置きして、「作品は絵画も書もバランスがもっとも大切です。 それと“間”の取り方。この作品はじっと見ると真(中心)が通っていない。頭の最も高いところがずれている。 二人の目線は違うところを見ている。またお地蔵さんの肩の線が右と左で違っている。そういった意味では、 バランスが崩れていることになるんだが、この崩れ方が危なっかしいところで微妙に耐えている。この感覚が素晴らしい。」と。 「特にこの目(お地蔵さん)が何とも言えないほどいい。この目で見つめられるとすべて見透かされているような気がする。 この地蔵さんを制作した人がそこまで考えたのか、これを描いた人(私のことになる)が違えて描いたのかどちらかわからないが、 考えてなら、なんともすごい」ととんでもないほどの評価をいただきました。
その上、「写真を撮ってもいいですか」とまで。加えて孫との絵などに「なにより楽しさ、くつろぎがよく表れている」とも。

子育て地蔵の前で妻と孫(ヤスベェ) 西壁面を飾ったファミリーを題材にした作品

子育て地蔵の前で妻と孫(ヤスベェ)

西壁面を飾ったファミリーを題材にした作品


この水彩画展の期間中、いろんな方にお会いして、いろんなことをお聞かせいただけるのが何よりの宝物のよう。 ゆったりした時間でお聞きできるのでなおさらです。感謝!

NPO法人音の風 ゴールデントリオ「第5回音楽会」の皆さんも! 2016.11.5

ゴールデントリオ、平均年齢75歳によるコンサートが別室で行われ、終えた皆さんが満足げに実にうまそうに酒を飲み交わしておられました。
酒谷宗男常務の紹介で「この方もゴールデントリオは入れる年齢ですが、皆さんにも負けないくらい頑張ってこういった絵を描いておられるので、 ぜひ見ていってください」と案内していただき、ちょっぴりご挨拶もさせていただきました。
趣味を生かして生活をしている人は皆さん元気です!

沖縄 琉球チンドン楽団からご褒美! 2016.11.9

集酉楽サカタニでは13日、13回目となる「駅伝ライブ」が予定されています。 14ものユニットが二つの会場を交互にライブ、まるで駅伝のように。その打ち合わせでいろんな方が来られるが、 沖縄「琉球チンドン楽団」のリーダーも。寸暇を惜しむように作品展を見学いただきましたが、 「幸せがいっぱいだなぁ」とつぶやいておられました。
と、打ち合わせを終えると「幸せいっぱいの絵を見せていただいたお礼に1曲歌いましょう!」
折からお越しいただいていた澤村正宜、松原勲両先生(商工調停士)の3人だけのためのライブです。 歌っていただいた歌が「幸せの輪を広げよう!」の沖縄民謡。
こんな幸せもあるのですね。

贅沢の極み 私のためのライブ! 集酉楽サカタニ

贅沢の極み 私のためのライブ!


米二師匠も鑑賞! 2016.11.10

米二師匠の「楽々落語会」が別室で催されました。この関係で多くの方に鑑賞をいただきましたが、高校時代の同窓生も混じっていました。
もちろん米二師匠にもご覧いただきました。

ラストサムライ ジョー岡田さんも! 2016.11.12

サムライショー、隣の人間国宝として著名なジョー岡田さん(ツーリスト通訳)が所用でお越しになりゆったりと鑑賞。 ハッピーがいっぱいですなぁ~。

集酉楽サカタニ「駅伝ライブ」大賑わい! 2016.11.13

ものすごい熱気。それもそうでしょう! 14ものユニットが30分ごとにタスキを送ってライブを続けるのですから。 画廊はお休みなのですが、ライブの出演者目当てのファンがバシャバシャ写真を撮る背景にすべて私の水彩画が写るのですから、 実に多くの方の記念に残されていくことになります。ありがたいというか、気の毒というか、こそばゆいですね。
ところで、先日スペシャルプレゼントをいただいた琉球チンドン楽団を見落としては申し訳ないと駆けつけたところ、 お隣に座られたのがナント、前原誠司議員の愛妻・愛里さんでびっくり。むろん、私の絵も見ていただきました。

なんともちぐはぐな一日! 2016.11.14

この日、ぜひお会いしたいと思っていたOさんからお越しくださると連絡が入っていたので、 少しでも早くと気をせかしながら目先の仕事をこなして駆けつけたのですが、タッチの差ですれ違い。 事前に電話で時間の確認してもらうことになっていたので、安心していたのにとても残念。 他にもお会いしたい方と3人もすれ違ってしまいました。なんともチグハグで残念な一日となってしまいました。

第9回おにんぎょう大好き展 会場設営 2016.11.17

おにんぎょう大好き展を翌日に控えてその設営日です。 福井、奈良など遠方からも応援団に駆けつけていただいて予定時間に無事設営完了。 この流れで多くの方にご覧いただくことができました。

毎日新聞にドデカイ案内記事掲載される! 2016.11.18

いよいよおにんぎょう大好き展が始まります。こちらは水彩画展のちらほらの鑑賞ではなく、 とんでもない来場者。昨年は3日間で500名くらいの方にお越しいただきました。 おこぼれで水彩画展にも回っていただける期待大です。
ところでこの日の毎日新聞を見てびっくり仰天。なんともでかい案内記事が掲載されたのです。しかも「美術」コーナーに。

毎日新聞にドデカイ案内記事掲載される!

おにんぎょう展の開始と同時にすごい人。100名は軽く突破の大賑わい。 水彩画のほうにも夫婦共有の知人、門ファミリー、NHKカルチャーセンターの名物企画ウーマンのYさんら多くがお越しくださいました。感謝!

連日 すごい人並です! 2016.11.19~20

おにんぎょう大好き展の人気は半端じゃありません。3日間で400名は軽く突破しているでしょう。 お越しいただいた地域は、青森2人、徳島2名、福井、広島、愛知、奈良、淡路島。大阪、神戸、滋賀などは地元みたいなものです。
また水彩画のモデル、孫(ヤスベェとふうたん)がやっと来てくれました。待ち人きたるでまるっぽうれしい2日間となりました。
感謝 感謝です。

ボジョレーヌーボーの試飲会 大盛況! 2016.11.23

集酉楽サカタニ恒例のボジョレーヌーボー試飲会。このところ人気急上昇のフラーリーパッドのライブ付きとあって大盛況。 水彩画展の会場もフル活用ですから、この日も自然水彩画が皆さんお目に入ることになりました。

ボジョレーヌーボーの試飲会 大盛況!

水彩画展の結びに代えて 2016.12.1

11月30日、おかげさまで確かでうれしい手ごたえを感じながら、1ヵ月のロングランの日程を終えることができました。 ご多忙の中をお越しいただきました皆さまには心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
最終回のレポートは少し趣を変えて、翌日、事務所朝礼で話したことを記し、締めのご挨拶とさせていただきます。

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今回は多くのプロの方に見ていただくことができました。
日本画家、絵画教室の指導も勤める方3人、書家1人、カメラマン2人など。声をかけられた方でこれだけあります。
うれしいことにこの方々から、一様に「暖かい絵ですね」といわれ、それぞれコメントをもらえたことは大きな収穫です。

月曜日に御礼を兼ねてS画伯の日本画展を鑑賞に行きましたが、 画伯の記憶に残っていて「暖かい絵ですね。個性があり、主張も伝わります」とここでもうれしいコメントをもらいました。
展示されている絵はものすごいもので、特に印象に残ったのは「白富士」
よく「赤富士」は見かけますが「赤富士」と同じ感覚で「白富士」が描かれていました。白の鮮やかさが印象に残ります。
入ったときは私だけだったのですが、間もなく10数人となり、急きょ「ギャラリートークをしましょう!」とトークが始まりました。
①スケッチを描く ここでは基本的に残すもの、加えるものを選んでおく
②スケッチしたものを描こうとしている原寸大に下書き(薄い紙)する。 実に精密でした。
③下書きしたものの裏面を木炭などで塗りつぶす。
④下書きを描こうとしている紙にあて、ラインを入れていく。
 日本画はきちんとこれをしておかないと洋画のように上塗りできないから、ごちゃごちゃになって絵にならないとのこと。
⑤それから岩絵の具を塗っていく。
これを聞いていて、大いに得るものがありました。これから取り入れていきますが、 きっと今より明るいスキッとしたものが描けるような気がします。
やっぱり、ホンモノの方の話を聞くのはいいですね。

人の出会いも楽しいものがワンサとありました。またいくつか取り上げたいと思っていますが、今日は2点。

あと1日を残したところで、長野市から一人旅の女性が来られました。仏画を食い入るように見つめ、 子育て地蔵のところで足を止め、しばし見つめられているところに声をかけました。
京都にひかれて毎年一人旅をしているそうで、最近なぜか仏像にひかれるとのこと。 この日は醍醐寺にでかけ、そのあと三十三間堂に回り、博物館に入る予定が入れ替え期間にあたってしまい、 あんまり見られないということで断念。偶然通ったサカタニに入ったということです。 なぜか仏像が気になって仕方がない心境になっているところに仏画に出会ったということで、 特に先ほど行ったばかりの醍醐寺の子育て地蔵に運命的な出会いさえ感じていたといわれるのです。
話が弾んだのは言うまでもありません。
今日の12月1日には、この周辺、泉涌寺、今熊野観音寺の鑑賞や法音寺の写仏をされているかもしれません。
面白い出会いでした。

もう一人、前回の水彩画展で心に残り、1年半後に相続税の申告のご相談を持ち込んでいただいたKさん。 朝一番にお越しになり、「やっぱりおられた!」と弾んだ声で入ってこられました。
「なかなか来られなかったのだけど、最後の土曜日なら必ずおられるはずだ」と考えてこの日、この時間を選んだということでした。
人への配慮、ケアとはこうしたものでしょう。大賛成な考え方です。
家族旅行の絵を見て「これは日本海ですね。どこですか?」
早川「あわらです。正確には小松市ですが、いつもあわらが気に入って、毎年出掛けているのです」
Kさん「私もこの前行ってきたとこなんですが、あわらで何をされるのですか?」
早川「ゆのくにの森まで足を延ばして工芸体験がいろいろできるので、行くたびに体験して楽しんでいるんです。」
Kさん「実は私も明後日から、子供、孫7人でゆのくにに行くんです。 そのために最近、下見に出かけてきたのですが、本当にいろいろできて楽しそうですね。」
話をもう少しお聞きすると、ご子息はアメリカに住んでおられる。 二日後に子供を連れて日本に帰ってくる(旅行になる)ので、どこに連れて行ってやろうと考えて、 最初スペイン村はどうか、と聞いたら、アメリカに住んで日本の良さが無性にわかる。 そんなところより、日本らしいところがいい。できれば日本の工芸品などを体験できるところがいい、 ということで調べたら、ゆのくにの森が見つかったんです。
波長が合う、なんとも面白い偶然です。当然、話がはずみます。
これからも楽しい波長を出し続けられるようにしたいものです。

最終日の昨日は、姉が友人と、京信のT支店長、G支店長、女性税理士らにもお越しいただいた。
期間中には声をかけ少しお話しただけで、話の内容によって涙を浮かべて聞き入っていただいた方もありました。 私の意見も年齢的な重みも感じずにはおられません。
責任を持った意見を言えるようにこれからも磨いていきたいと思っています。

おかげさんで充実した水彩画展にすることができました。協力に感謝します。

早川嘉美 水彩画展のご案内

2年ごとに開催している早川嘉美の「水彩画展」 数えて7回目になるのでしょうか? 臨時開催もあったので自分でもわからなくなってしまいました。
水彩画を始めたのは今世紀に入ってからですので、16年になったのはわかりやすいです。 相変わらず、絵筆は忘れないようにしていますが、上達は遅々としたもの。 最近は孫を描くことが多くなってきているのでどうしたものなんでしょうかねぇ。
ご鑑賞いただければ望外の幸せです。
*平成28年11月1日(火)~30日(水) AM10:00~19:00
                      月曜日と13日は休廊
集酉楽サカタニ   京都市東山区七條通り本町西入ル ファミリーマート2F画廊
京阪電車「七條」スグ

*18日(金)-20日(日)は別室にて、早川加代子の「第9回おにんぎょう大好き展」を併催いたします。併せてご鑑賞いただければ幸いです。