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「連珠を世界に!」ロマンの旅 36

平安建都1200年記念協賛 連珠国際大会 in KYOTO

連珠国際大会  連珠国際大会・試合風景

盤上に国際交流の輪/京都新聞
1994.8.7『京都新聞』
連珠国際大会・試合風景
1994.8.4『京都新聞』

歓迎のことば
          平安建都1200年記念協賛
          連珠国際大会 in KYOTO
          大会会長  早川嘉美(連珠国際連盟副会長・日本連珠社副理事長)

連珠発祥の地・京都、建都1200年の都・京都へようこそいらっしゃいました。心から歓迎いたします。

連珠の世界走破の起点となったサプロノフさん(モスクワ)との出会いから17年。世界普及の夢を交わしながら、通信対局をしたのを遠い昔のように感じます。また、国際普及の夢を描いてスウェーデンに第1歩を印して13年になりました。
平安建都1200年の長い長い歴史からみるとほんの些細な、チッポケな歴史でありますことか。だが既に35ヵ国に連珠ファンがいることを知るとき、大切な歴史を今、創り上げているだのと実感します。

平安建都から数えて1200年。実に素晴らしいことです。故人となられたわが師・瀬尾謙一先生から何度も教えられた言葉が脳裏から消え去ることはありません。
「21世紀は数を重ねてきただけで、何の努力もなしにやってくるが、京都の1200年は違う。戦のたびごとに逃げ出し、戦いの度ごとに焼け野原にされたが、その都度力強く再興してきたのが京都の民衆だ。おそろしい程の努力と忍耐だ。あだやおろそかにしてはだめなんだ」

私は、京都のさらなる生成発展は、古くとも新しいトレンディ性をもち、世界にアッピールできるものの育成につきると思っています。
そういったことを考え合わせると、京都発の連珠ゲームは、その一翼を担うに十分であると信じて疑わないところです。

連珠発想の地・京都、連珠ファンあこがれの地・京都。平安建都1200年のこの佳き年に国際大会を開催しないことには、連珠国際普及の大志がしぼんでしまうことになったでしょう。企画の発表以来、大人気を呼び早々と15ヵ国からの参加表明が届いたのですが、ここへ来て急激な円高でキャンセルが相次ぎ、結局7ヵ国20名にとどまってしまいました。
まったく残念なことでありますが、今大会にはエストニア、イスラエル、アメリカ、中国、ウクライナ、ウズベキスタン等々からメッセージが届いています。あわてることはないでしょう。今大会にご参加いただいた一人ひとりの方が、夫々の立場で世界の方々にその素晴らしさを呼びかけて下さるのだからー。まさに、今、歴史が創られているのです。

なにはともあれ、世界選手権の厳しさとは違って、集う者が連珠を通して心を通わせ、国境を超え、年齢を超え、性差を超えて、楽しくかつ愉快に3日間を過ごしていただければ有難き幸せとするところであります。
どうぞ1200年の都、京都をゆっくりお楽しみください。

    平成6年8月5日

(平安建都1200年記念協賛 連珠国際大会 in KYOTO プログラムより)

平安建都1200年記念協賛 連珠国際大会 in KYOTO
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